定期的にメール交換をする相手が現れたとき、あなたはどのくらいの期間を置いて、初デートに誘いますか?
「相手だって出会いを求めてるんだから、すぐに誘うに決まってるじゃん」というあなた。ちょっと待った! 最初のメールを送って1週間や10日では、まだ女性はあなたに対する警戒心を解いてはいません。自己紹介もそこそこにデートに誘ってきたあなたのことを、インターネットサイトによくいるナンパ師だと認定して、マジメな恋人候補から即行で削除してしまうでしょう。
たった1回か2回のメールで、「あさって、渋谷で会いませんか?」と誘ってくる男性に対して、マジメな女性が「わーい。ナツコもホープさんに早く会いたいよー♪ 」なんてノリノリなメールを返してくることは、まずありえません。万が一、そんな返事がきたときは、要注意。喜び勇んで待ち合わせの場所に出かけたら、そこにナツコさんらしい人影はなく、冷たい北風が吹きぬけていることでしょう。
おまけに、「会えないと困るから携帯のメール教えて」と言われて教えた携帯メールに、ひっきりなしにH系のサイトからメールが届くようになる可能性もエベレスト並に高いといえます。
【デートに誘うタイミング】
では、デートに誘うのは遅ければ遅いほど良いのでしょうか? 答えは「NO」です。ある程度の期間、メール交換を続けることで、女性があなたへの警戒心を緩めていくのはまちがいありません。でも、その期間があまりに長すぎると、今度は相手の頭の中に別の疑念が浮かび始めてしまうからです。
「この人、自分の話を聞いてほしいだけのヒマ人なのかしら?」
「女性をデートに誘う勇気がない、女々しい人なのかも・・・」
彼女はいつまでたってもデートに誘わないあなたに、次第に不信感を募らせ、返信するのをやめてしまうかもしれません。
早すぎても遅すぎてもダメ。女心って本当に微妙なのです。
いったい、女性が警戒しすぎず、待ちくたびれない時期って、いつなのでしょうか?
一つの目安としては、最初のメールから
そろそろ1ヵ月というタイミングです。回数でいうと、週に1往復から2往復ペースでメールを交換するとして、5回目~10回目頃を目安にすると良いでしょう。
その間、彼女がこちらからの質問にきちんと答えてくれて、自分の情報を少しずつオープンにしてくれているようなら、準備は万端です。
【誘い方】
誘い方としては、「近いうちにご飯でも」というような
遠まわしな言い方はNG。あなたは、「今度、美味しい料理をごちそうしますね」というメールでデートに誘ったつもりでも、女性の方は単なる社交辞令だと受け止めるものです。そのメールをデートの誘いと受け取って、「いつにしますか?」なんて聞いてくれる女性はまずいません。断られるのが怖いからといって、日時を指定しないあいまいな誘いを続けている限り、2人はいつまでたっても会えないのです。
それよりも、「出張のお土産を買ってきたのですが、今度の週末はお時間ありますか?」「来月の連休にお食事に誘いたいのですが、都合はいかがですか?」というような、
ストレートな誘い方を心がけましょう。そのときは、
1週間程度の余裕を持つことも忘れないようにしてください。前日や前々日にデートに誘われても、忙しい女性たちは「私のことヒマ人だと思ってるの?」と感じ、失礼だととられてしまうことがあるからです。
また、相手の女性が慎重な性格の場合は、「もう少しメール交換を続けてから」という返事が来ることも考えられます。そんなときは、二週間程度置いてもう一度デートに誘いましょう。それでもダメなときは、彼女はメル友と割り切って、恋のお相手は別に探したほうが良いかもしれません。
「その日なら大丈夫です」という返事が来たら、さあ、いよいよデートの準備です!
次回のコラムでは、デートの場所や服装などの注意点について紹介します。お楽しみに。